寄附をする

皆さまからの声

寄附者の声

原澤 佳代子

1987年のJIMTEFの設立以来、応援をしています。貧困や紛争、自然災害などで今も満足 な医療サービスを受けられない人たちを助けるために一途に医療技術協力をしている JIMTEF を知り、気持ちを込めて寄附をしています。

患者の声

呼吸器患者の男性(ネパール)

毎日の呼吸体操で呼吸が楽になった。

ここ数年、歩くと息切れが激しいので外出の機会が減っていました。畑仕事も苦しいので数年前にやめました。息切れは年のせいだと思い、しかたがないとあきらめていました。ところが近所の女性保健ボランティアから保健所に行くように言われ、診察を受けたらCOPD(慢性閉塞性肺疾患)という病気だということがわかりました。呼吸体操を教えてもらい家で毎日しています。
まだ、2ヵ月足らずですが、呼吸が楽になったと感じています。ネパールで呼吸体操の普及をしている日本の国際医療技術財団の皆様に感謝しています。

ボランティアの声

患者の家庭を訪問する女性保健ボランティア(ネパール)

地域住民と一緒に健康づくりに勤しむボランティア

私たち女性保健ボランティアは地域住民の健康をサポートしています。周りには呼吸で苦しんでいる住民がたくさんいます。私たちはJIMTEF(国際医療技術財団)の研修を受けて、室内で木を燃やして出てくる空気を吸うことが、肺に悪いことを知りました。また、正しい呼吸法を身につけることで、疲れやすさや息切れなどが改善され、健やかな毎日を送ることができることを学びました。
今、この研修で学んだことを多くの地域住民に伝達しています。住民自らが自分の健康を守っていくことがここネパールでは大事なんです。

研修参加者の声

相馬 太志(熊本県 柔道整復師)

JIMTEF災害医療研修コースを受講して

災害時に何か役に立ちたいと思われる医療従事者の方は多いのではないでしょうか。
私は、個人での活動には限界があることを痛感しJIMTEF災害医療研修コースを受講しました。災害医療概論、東日本大震災での対応、災害医療コーディネート、本部運営、避難所運営等を学ぶことが出来ました。国立病院機構 災害医療センターの専門家から直接学べ、全国から医療職種団体の医療従事者が集まって研修出来るのは、ここしかないと思います。
地元で起こった熊本地震では、JIMTEF研修で出逢った多職種の専門家の皆様との繋がりで災害医療支援活動を行うことが出来ました。さらにその経験を講師として研修で発表する機会もいただきました。本研修では災害医療に関する知識を学べることはもちろん、災害関連死を防ぎたい、被災者に寄り添う活動を行いたいという熱い想いを持った医療従事者の仲間に出逢えます。

「災害医療に必要なのは何か!?」を必ず習得できる本研修で一緒に学びましょう。

JIMTEF研修リーダーの声

三澤 成毅(順天堂大学 医療科学部 臨床検査学科 先任准教授)

開発途上国の感染症対策に取り組んで30年

開発途上国では、適切な診断や治療を受けられない状況が多くみられています。国際医療技術財団(JIMTEF)は、1988年から臨床検査技師、医師、薬剤師を対象にした臨床検査技術に関する国内研修を行っています。現在、431名の修了研修生を88カ国へ送りだしています。

感染症対策が世界的な課題となっている現在、臨床検査の技術協力は、非常に意義が高いと言えます。開発途上国の人々がより良質な医療を受けられることを願っております。

支援者の声

梶村 政司(広島県 理学療法士)

多職種連携によるチーム医療を応援しています。

JIMTEFの災害医療研修は医療における多職種の専門性を理解し、災害支援に関する共通の知識を共有することが特長とされています。

成果としては、熊本震災において県庁内に設置された医療救護調整本部でJIMTEF研修コースに参加した経験から、多職種間で「顔の見える」関係が築かれ、情報交換が円滑に行えたことに身をもって感じました。このJIMTEF災害医療研修事業の意義は極めて大きく、これからもこの活動を拡大していこうと思っています。

トップへ